計量経済学part1 OLS推定について
最小二乗推定(Ordinary Least Squares)
観測データ に対して、真の回帰式(求めることはできない)を とする。
は誤差項。
真の回帰式は実際にはわからないので、真の回帰式を予想した、推定の回帰式を求める。
推定された回帰式を とする。
このとき、 はを最小にする (誤差を最小にするような組み合わせ)
偏微分を用いて、
より
を解くと
こうして、真の回帰式はわからないが、実際に観測されたデータから回帰式を推定することができる。
を理論値
を残差という。
誤差と残差の違いは、誤差は実際の値と真の回帰式から求めた値の差であり、残差は実際の値と推定された回帰式から求めた値の差。
(理論値と残差の性質)
その1
その2
その3
その4
その5 直線はを通る